株式、債券、不動産、コモディティ、そしてCPI上昇率など、すべてのアセットクラスから得られるリターンは均衡します。理論上、長期的にはすべての資産は1対1の相関となります。
短期的には、金融レバレッジの活用と投資家行動の予測不能性が1対1の完全な相関を歪ませることは確かですが、長期的には完全な相関となることは学者を含め大方の一致した見解になっています。
過去の歴史において株式のリターンが他の資産のリターンに比べ優れていたのは、金融レバレッジの活用に他なりません。
現在の調整はまさに、信用創造の世界と実体経済との差を埋める作業が行われているからですが、この調整があとどれだけ進むのかはわからないところがあります。
上記を踏まえ、コア資産の過去のリターンを見てみます。
1986年から2008年の間でリターンの高い順に並べると次のようになります。
・Lehman Brothers Long Term Government Bond Index :9.77%
・S&P 500 :9.05%
・MSCI EAFE :7.28%
・Goldman Sachs Commodity Index (GSCI) :6.98%
相対的に比べると、債券が割高でコモディティが割安となります。
世界経済の成長が鈍化していく中、今までどおりのリターンを求めることには無理がありますが、相対的な関係は考慮していきたいと思います。
1986年1月1日から2008年3月31日までの5年ごとのデータです。
(最後は2006年1月1日から2008年12月31日までの3年間です)
| | 1/1/1986〜12/31/1990 | 1/1/1991〜12/31/1995 | 1/1/1996〜12/31/2000 | 1/1/2001〜12/31/2005 | 1/1/2006〜12/31/2008 |
| Lehman Brothers Long Term Government Bond Index | 10.78% | 12.72% | 7.28% | 7.58% | 11.15% |
| S&P 500 | 13.14% | 16.60% | 18.33% | 0.54% | -8.36% |
| MSCI EAFE | 18.04% | 9.37% | 7.13% | 4.55% | -7.35% |
| Goldman Sachs Commodity Index (GSCI) | 23.60% | 1.72% | 9.31% | 9.83% | -15.51% |
表中の数字はannualized return
次に1986年1月1日から2008年12月31日までを通したデータです。
| | 1/1/1986〜12/31/2008
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| Lehman Brothers Long Term Government Bond Index | 9.77%
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| S&P 500 | 9.05%
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| MSCI EAFE | 7.28%
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| Goldman Sachs Commodity Index (GSCI) | 6.98%
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表中の数字はannualized return
注:開始が1986年1月1日からであることに特に意味はありません。これ以前の信頼できるデータが無かったからです。