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例外的な米国株式のリスクプレミアム 

 米国の場合、株式は債券に対して長期的に年率にして約5%の超過リターンをあげてきた。すなわち、米国における株式のリスクプレミアムは約5%であった。

 少し前までは、今後も相変らず株式のリスクプレミアムは約5%であるという意見が多く見受けられたが、近頃の悲観的な相場環境の影響により、少しずつではあるが変わってきたようです。

 今では、今後は今まで同様に5%あるという意見、今後は2~3%に低下するという意見、ゼロもしくはマイナスに転じるという意見とが存在しているようです。

 論理的には、現在の金融制度のもとではあらゆる資産から得られるリターンは一致するため、株式のリスクプレミアムは長期的にはゼロです。

 ここで、日本における過去の株式のリスクプレミアムはゼロに近かったというのは有名な話です。世界のなかの例外として取り上げられていますが、イギリスもゼロに近く、多数の国ではゼロに近くなっています。ごく限られた例外が米国です。

 なぜ、米国における株式のリスクプレミアムが高かったかというと、米国は戦争に勝利し、大きな社会的・経済的混乱を避けてきたことにより、企業収益が上昇し続けたからのようです。

 しかし、経済がグローバル化した現在、一国のみが成長し続けるなどありえません。米国も世界の一部となることでしょう。

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サバイバルバイアスというか、欧米日の戦前からのデータ(1921~1996)にすると実質リターンが1%台からマイナスというのも結構あるので(米加英瑞スウエーデン除く)・・・・この分がインフレと戦争による物資動員・戦災の分のマイナスなのでしょうね。第一次大戦と現在の株価下落を含めるともっと酷いかも。

インフレと戦争(物資消耗・戦災による生産設備破壊)が実質リターンを食うとしたら・・・・今回の欧米のケースでは金融機関への資本注入・景気対策(非効率部分)・金融緩和・混乱による企業破綻(生産低下)のコストが最後に残った米国のリターンを食うのでしょうね。


三度目の世界デフレ(内国債・現金万歳)の果てに高インフレ(低インフレ国の株・商品・金万歳)への転換ですから・・・・投資をするにしても難易度が高いですねw
[ 2009/04/23 15:59 ] [ 編集 ]
金融機関だけでなく民間企業への資本注入など、非効率なものを奨励する制度は、結果的にはリターンに影響を及ぼすことでしょう。

>投資をするにしても難易度が高いですね

いつも同じような結論になってしまいますが、今後株式から得られるリターンがインフレ率を下回ることが予想されています。ただ、これも不確実だとすると、個人投資家が長期的な資産運用においてとるべき手段は、株式・債券のみといった対象に賭けるのではなく、できるだけ多くの投資対象に分散することだと思います。
[ 2009/04/24 00:09 ] [ 編集 ]
確かにできれば実質リターンで物価上昇率に追い付きたいですからね。米株は2000~2007年のレベルで物価上昇率で修正した実質リターンでは、バブル期の日本を超えていますから期待できなそうです。

不確実ならばせめてそつなく分散し、理論的に割高セクターは少しでも売ろう。できることと言ったらそれくらいなのかもしれませんね。

ご返答ありがとうございました。
[ 2009/04/24 16:16 ] [ 編集 ]
標題とは外れますが、質問させてください。
アセットクラスの分散という意味で債券は必須だと思います。

しかし、

長期金利が過去30年近く低下傾向にあったこと、
現在の金利が極めて低いこと、
世界中で政府の財政赤字が拡大していること、
ピークオイルをはじめとしてコモディティ需給の逼迫(インフレ)が予想されること、
そして世界の債券市場に分散投資できる安価で流動性の高いETFが存在しないことから、

どうも債券投資に前向きになれません(私のポートフォリオは株式とコモディティのみです)。
今後の債券のリターンについてどうお考えでしょうか?

また、株式債券コモディティ以外のアセットクラスであるREITに関してはどうお考えでしょうか?
[ 2009/04/24 19:35 ] [ 編集 ]
>>ROM人さん

どういたしまして。
これからもよろしくお願いします。
[ 2009/04/25 12:48 ] [ 編集 ]
>>四等分さん

 債券に資産の一部を投資するのは、どの時代においても有効だと考えています。各国の国債利回りは歴史的に低水準ですが、今後の需要も見込まれているため、値崩れする可能性は低いと思います。
 物価連動債は魅力的な水準にあると思います。社債は今後も各国政府の政策が後押しすることが考えられるので、投資適格社債は良いと思います。
期待リターンを数字で表すのは難しいのですが、相対的な判断はできます。物価連動債と投資適格社債は株式にくらべ割安に感じます。

REITについては難しいところがあります。
以前に以下の記事で取り上げましたが、REITには構造的な問題や特徴があります。国によっても異なり、私はすべてを熟知できていません。

日米REIT比較
http://fortheopensociety.blog17.fc2.com/blog-entry-118.html

日本のREITは少なくとも構造的に問題があります。

不動産という意味では、先進国の不動産には魅力を感じません。
アジアの途上国の不動産は長期的にみて魅力的だと思います。

私自身、アジアの不動産関連に投資していますが、今だにマイナスです。少し増やそうかとも考えています。

以上、参考になるかわかりませんが、可能な限り回答しました。
[ 2009/04/25 12:53 ] [ 編集 ]
いつも丁寧な回答ありがとうございます。

債券への投資をしようと思います。現時点ではアメリカ以外の債券市場に投資できる使い勝手のいいETFが無いためアメリカに偏った投資(LQDとTIP)になってしまいますが、債権に投資しないよりもマシと考えることにします。

REITにも、取り敢えず分散ということで投資してみようと思います。こちらは、DRWを考えています。Asia ex-Japanに50%配分ということで、比較的高いリターンが得られるかもしれないと考えています。過去の高値から65%程度調整していますし。

では、今後も質の高い記事をお願いいたします。
[ 2009/04/26 19:31 ] [ 編集 ]
>ここで、日本における過去の株式のリスクプレミアムはゼロに近かったというのは有名な話です。

およよ。これは有名な話なんですね。全く初耳です。
これらのことが確信に近いのであれば、インフレを上回って「投資によって資産を増やしていく」という発想は幻想のような感覚になりますね。

一方で、債券はインフレに対して抵抗がないと書いている本が多いですが、本当にそうなのかな。

最終的には過去ではなく未来にしか答えがないので分かりにくいことですね。
世界経済の成長はどのみち多くの人が豊かになれば鈍化すると思うので、過去のデータの有効性は薄らいでいくのかもしれません。

[ 2009/04/27 21:20 ] [ 編集 ]
>>四等分さん

どういたしまして。
これからもよろしくお願いします。
[ 2009/04/28 23:56 ] [ 編集 ]
>>うさみみさん。

>インフレを上回って「投資によって資産を増やしていく」という発想は幻想のような感覚になりますね。

もし、インフレを上回って資産を増やしていくという考えが広まっているとしたら、それはバブルか何かだと思います。

過去のデータにも問題があると思います。
多くの投資本はアメリカを舞台に書かれていますが、アメリカは世界の中で例外的な国でした。
もし、再び将来にアメリカを求めるのであれば、すごく確率の低いものを求めていることになります。
[ 2009/04/29 00:05 ] [ 編集 ]
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