株式市場の長い歴史の中では似たような軌跡を描くチャートは必ず存在するはずです。
似ているというだけで単純に比較すること自体は無意味なことだと思います。
しかし、バブル崩壊後で民から官へ権力が移行した現在の金融市場を、過去の同様な時代と比較することは大きな意味があると思います。
図は、過去と現在の弱気相場の比較です。
1929年9月のダウ平均のピークと1989年12月の日経平均のピークを2000年3月に合わせています。
この先、S&P500やNasdaqは大きな下落はないと見えるし、大きな上昇はないとも見えます。
ドルの下落やインフレなどの別の問題にも目を向けた方がよいのかも知れません。
私個人の見解では、S&P500のピークは2007年ですので、2007年を2000年に合わせた方が適切だと思います。
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