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実質GDP成長率からみる先進国と途上国への株式投資配分 

株式投資において先進国と途上国の配分をどの程度にするかは、非常に悩ましいことだと思います。

ちょうど、1990年代後半から2000年代前半に出版された資産運用に関する書籍では、その書籍が長期的視点から書かれたものであっても、「株式への配分は先進国のみで良い」というものがありました。
極論では「米国株のみでよい」とするものまで存在しています。

このような結論に達するのは、過去の事実から来ているに他なりません。

図は、1970年から2008年における、米国と先進国の実質GDP成長率を全世界の実質GDP成長率との比較です。

図1は、世界と米国の実質GDP成長率ですが、1990年代には米国は世界の成長率を上回っています。同様に、1990年代は米国株式市場が大幅に上昇した年代でもあります。

よって、資産のリターンに影響を与える末期においてパフォーマンスが優れていたわけですから、1990年代後半から2000年代前半に出版された書籍で米国株投資のみをすすめていても不思議ではありません。

図1 世界と米国の実質GDP成長率(1970年~2008年)
2009-10-27-1.png
Source: International Financial Statistics of the IMF

図2は、世界と先進国の実質GDP成長率です。2000年までは先進国の成長率が全世界の成長率を形成しているようにも見えます。
同様に、2000年くらいまでは先進国のみに投資したので良かったのかも知れません。

図2 世界と先進国の実質GDP成長率(1970年~2008年)
2009-10-27-2.png
Source: International Financial Statistics of the IMF

ところが、2000年以降は米国と先進国共に実質GDP成長率は世界平均を下回り続けています。
世界平均を押し上げているのは中国をはじめとする途上国です。

30年後に出版される書籍では、「株式への投資は途上国のみでよい」となっているかも知れません。

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こうしたデータは初めて見ました。

米株のみでよいというのもこうしたデータでみれば確かにそう結論もできますね。(株の本は20世紀の視点で書かれているのが多いですね)実質成長率が同じだけど、多くの途上国はインフレ率が高かった訳で・・・・先進国通貨に対しての値下がりが大きかったと記憶しています。


そういえば21世紀に入ってからはそうした新興国通貨の値下がりはこの10年のスパンで見れば落ち着いています。世界規模での物価の安定や金利の低下のおかげなんでしょうかね。先進国と途上国の成長率の乖離と共に期になる話です。
[ 2009/10/28 18:24 ] [ 編集 ]
>ROM人さん

経済のグローバル化によるフラット化なのでしょう。
障壁が取り除かれれば、富が高いところから低いところに移転することは自然の流れのように思います。

この現象は90年代から起こっていたようですが、90年代の米国の空前の成長(バブル)により見えにくくなっていたようです。

図2の先進国は米国を含んでいるにもかかわらず、途上国の成長率から遅れ始めています。
[ 2009/10/28 23:53 ] [ 編集 ]
なるほど、二つのグラフを見比べることによってそう言うのが見えますね。
[ 2009/10/29 12:15 ] [ 編集 ]
これからはエマージングだけでよいと理解していながら、実行できない自分がいます。
でも手遅れになってから気づくのは避けたい・・・。
[ 2009/10/29 22:56 ] [ 編集 ]
>ROM人さん

グラフには色々な歴史が盛り込まれており見ていて面白いです。


>マウリニョさん

今まで先進国中心に投資していた人が、今度は同じ基準で途上国中心に投資すべき時に投資しないのは、過去を否定することになります。
難しいですね。
[ 2009/10/31 01:06 ] [ 編集 ]
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